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社会で活躍できるアスリートの特徴

  • 2020.07.15

    社会で活躍できるアスリートの特徴

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日本営業大学・学長の中田です。
色々な場面でよくいただく質問にこのようなものがあります。

「どんなアスリートが社会で活躍できますか?」
「社会に馴染めないアスリートはどんな特徴がありますか?」
「どんなスポーツ出身者が社会で活躍できますか?」

本当に多いのがこの3つです。
それぞれについてお答えしますが、その前に大事な事をお伝えします。

それは、
「どんなアスリートにもONE&ONLYのストーリーがあり、ドラマがある」
ということです。

そもそも、アスリート出身者ってどんなイメージがありますか?

根性がある・礼儀正しい・粘り強い・体力がある・継続する力・休まない・健康・・・他にもたくさんあるかと思います。

しかし、彼らの本当の強みはもっとたくさんあり、一人ひとり違った特性を持っています。
ですから、アスリートを十把一絡げに「アスリート=根性があって礼儀正しい」という一面だけで判断することは危険です。

なぜなら、彼らは個性や性格やこれまで育ってきた環境もみんな違う、皆さんと同じ一人の人間だからです。

私は血液型はA型ですが、さほど几帳面ではありません。
東京大学を卒業したからといって、勉強はできるが賢いとは限りません。
(私は東大ではなく関西大学です、念のため)
野球選手だからといって団体行動やチームワークが苦手な人もたくさんいます。

要するに、彼らをアスリートという「型」にはめて判断することはやめていただきたい。皆さん同様それぞれにストーリーやドラマがある一人の人間だという前提をどうか忘れないようにしてくださいね。

その上で、社会に出て活躍できるアスリートの特徴(傾向)とは?についてお話していきたいと思います。

社会で活躍できるアスリートの特徴

○競技への未練を断ち切って、過去ではなく未来を見据えて努力できる人

現役の頃に味わった高揚感や興奮はなかなか忘れることができません。
仲間と抱き合って喜んだ瞬間や、観客からの大歓声、狙い通りのプレーができた瞬間など、最高の気持ちだったと思います。
ビジネスの世界、いわゆる日常生活ではこのような高揚感や興奮はなかなか得られません。私が大学卒業して社会人になった時に一番最初に感じたことは「ビジネスの世界では試合や大会がほとんどない」ということでした。

現役の頃の高揚感をビジネスの世界で求めると「あの頃はよかった・・・」という過去志向に陥り、今の生活に対する物足りなさばかりが目についてしまいます。
そうではなく、一旦けじめをつけて、これからの生き方や新たに成し遂げたいことに目を向けられる人はうまくいきます。そういう人は、ビジネスの世界でこれまでとは違う高揚感をきっと味わえるでしょう。

○高校1年生の自分=一番下っ端であることを受け入れられる人

これも私の経験からお話します。大学4年生で学生日本代表に選んでいただきましたが、野球は引退し一般で就職活動をして入社しました。配属されてから上司に言われた言葉が今でも残っています。

「お前がどれだけよく打つのか、どれだけ足が速いのか俺は知らん。そんなことは会社では何の役にも立たんから。ただ、お前がずっと野球を続けてきた中から身につけたことはきっと活かせるはずやから、一番下っ端から頑張って這い上がって来いよ。」

スポーツの世界で上に行けば行くほど社会性が低いとはよく言われます。新幹線のチケットも取ったことがなければ、アルバイトの経験もない、一般の学生が経験してきたことを経験していないからです。

新しくビジネスの世界に入るということは、全く違うスポーツを一から始めるようなもの。最初は声出しや球拾い、基本練習から入り、徐々にレベルアップしていくものです。
言わば「高校1年生の最初の頃」の自分を受け入れて、単純作業や人が嫌がるような作業を自ら見つけて進んで取り組める人は間違いなくうまくいきます。

次に、社会に馴染めないアスリートの特徴についてお話ししましょう。

社会に馴染めないアスリートの特徴

×プライドを外向けに使う人

初めて会って名刺交換するときに「元Jリーガーの○○です」「元オリンピック代表の△△です」という方もいらっしゃいます。これまでの競技生活で培った能力と勝ち抜いてきた自分へのプライドは大切なものです。なので、そのプライドを捨てろ、とは言いません。プライドは自分自身を鼓舞するためのもの、自分自身のモチベーションの源になるものとして、胸の中に大切にしまっておくことです。
そのプライドという大切なカードを前面に出してはうまくありません。

「サラリーマンプロ化時代」と言われる現代では、会社の看板の前に「人」が見られています。過去の実績という「看板」ではなく、自分自身を前面に出し、相手から「何かスポーツでもされていたのですか?」と聞かれて初めてカードを出すのがコツです。

×競技への未練を断ち切れず、過去志向の人

上述した「社会で活躍できるアスリートの特徴」の逆です。同様に、高校1年生の一番下っ端であることを受け入れられない人も社会に馴染めません。

3つ目のお題「どんなスポーツ出身者が社会で活躍できますか?」については、後編でお話したいと思います。

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