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Vol.140 狙うは、1位!

  • 2026.01.20

    Vol.140 狙うは、1位!

発源力

1月7日に始動し、三輪緑山ベースで3日間トレーニングをしたあと、オフを挟んで11日から名護キャンプに来ています。

昨年に比べて開幕までの時間が1週間短いことや、百年構想リーグが開幕したらいきなりの公式戦5連戦を強いられることもあり、例年よりはやや早いピッチでコンディションを作っています。

実際、名護キャンプに来てからも、移動のあった初日こそ軽めの内容でしたが、2日目の午前中は1対1や2対2、4対4とバチバチの対人練習をし、午後はペナペナの大きさで11対11のゲーム(10分×3本)をするなど、高強度のメニューも多いです。また、昨年までならキャンプ前半の練習試合は、大学やJ3チームなどと対戦することが多かったですが、今年は15日にはいきなり、J1チームのガンバ大阪と練習試合をしました。そうしてキャンプを過ごす中では、少し足に違和感を訴える選手もチラホラ出ていますが、僕自身は筋肉痛すらなく、ピンピンしています! 今日のトレーニングでも監督から「お前、動けてるな!」と言われ、「はい、若いので!」と返したばかりですが、コンディション的にはすごくいい状態でスタートを切れています。

昨シーズンの戦いを踏まえ、チームとして掲げているテーマはいくつかあって、例えば、昨年はケガ人が同時期に出てしまったからこそ『ケガをしない体づくり』も1つですし、昨年同様、黒田剛監督には「リーダーの意識を持とう」ということも口酸っぱく言われています。監督は常々「キャプテンや副キャプテンとリーダーは違う。ピッチ上には、リーダーが何人いてもいいし、その意識を持った選手が多いほどチームは強くなる」という話をされていますが、確かに「自分がこのチームを引っ張るんだ」という責任感を持った選手が増えることは、苦しい状況に立たされた時やチーム状態が良くない時に、トンネルを抜け出す力に変わります。だからこそ、年齢、キャリアに関係なく、各々がそうした意識的な部分でも成長しながら、FC町田ゼルビアのために戦える集団に成長したいと思っています。

また、戦術的なところでいうと、昨年はPKを与えてしまうことが多かったとか、ギリギリの試合で勝ち点を落とした試合が多かったという反省をもとに、不用意な失点を減らすことや、攻守におけるセットプレーの強化、ギリギリの試合を勝てるチームになることなどもテーマの1つです。特に、昨年のJ1リーグ戦を振り返った時に、僕らより上位のチームはギリギリの試合を勝ちに転じられるチームが多かったことからも、ゼルビアがその勝負強さを備えたチームになることは、より高い順位を求める上でのカギになってくると思います。

今シーズンは新加入組もエリキやバイロン(バスケス)ら期限付き移籍から戻ってきた選手が多いことや、コーチングスタッフも既存のメンバーに新たに加わったスタッフが数名いる感じなので、そこまでチームの空気が大きく変わった印象はありません。そういう意味ではチームとしていかに戦術的に成熟させられるかも勝負所です。名護キャンプでの残りの時間も、みんなでそこを求めるための時間にしようと思っています。

そういえば、シーズンがスタートした直後、僕の元に嬉しいニュースが飛び込んできました。なんと、ゼルビアのユニフォームの売上ランキングでまさかの1位になりました! といっても、まだ1月9日時点の中間報告ですが、こうしたランキングに名前が挙がったことはなかったので他ならぬ僕自身がめちゃめちゃ驚いています(笑)。これまで僕のことを応援してくれているファンの方は、どちらかというと僕自身も顔を覚えているような、昔ながらのマニアックな方が多く…。今年もその方たちに応援してもらえたら嬉しいなとは思っていたとはいえ、ランキングを意識するようなことは全くなかっただけに、妻から「源ちゃん、今1位みたいよ」と言われた時は、えええええーーーっ! とマジでビックリしました(笑)。この手のランキングは自分には縁がないと思っていたからこそ油断していました。

中島裕希くんがカターレ富山に移籍したことで、裕希くん枠のファンの方が僕に流れてくれたのか、はたまた、相馬(勇紀)のユニフォームをメインで買ってサブを昌子にしてくれたり、雄太(中山)や大八(岡村)のユニフォームを買って、サブを昌子にしてくれたりと、『サブ票』が集まったのか。いずれにしても16年目に突入したプロ生活で初めてのことなので嬉し過ぎます。この場を借りて皆さんに感謝を申し上げます。あリがとうございます。この先も1位でいられるかはわかりませんが、僕のユニフォームを買っていただいた人には、求めていただければ心を込めてサインをしたいと思っていますし、何より、僕のユニフォームを着てスタジアムに足を運んでくれた方に試合後、堂々と家路についてもらうためにも、今シーズンもしっかり責任感を持ってピッチに立とうと思います。

ちなみに今年の百年構想ユニフォームを僕自身、めちゃめちゃ気に入っています。もともとネイビーが好きな色だというのもあるし、襟なしのデザインも好みです。これまで着てきた数あるユニフォームの中でも間違いなく5本の指に入ります! しかもゼルビアにとっては初めて胸の部分に星が刻まれた記念すべきユニフォームです。ユニフォームの左下には天皇杯王者の証でもあるWINNERSのワッペンも縫い付けられています。という特別なユニフォームだからこそ、しつこいようですが、売上ランキングが1位なのもめちゃめちゃ嬉しいです。

もっとも、現在3位の相馬が怒涛の追い上げをしていると聞いているので、最終的には抜かれている可能性が大ですが、ここまできたらぜひ皆さんの力で僕を1位にしてください! でなければランキング外まで落としてください! そうなれば、せめて話のネタにできるので僕の束の間の喜びが報われます(笑)。よろしくお願いします! 

  • 昌子 源Gen Shoji
  • Gen Shoji

    1992年12月11日生まれ。
    兵庫県出身。
    11年に米子北高校から鹿島アントラーズに加入。14年には自身初のJ1リーグフル出場を実現するなど主軸選手に成長を遂げ、16年のJ1リーグや天皇杯優勝、18年のAFCチャンピオンズリーグ制覇などに貢献した。
    18年12月にトゥールーズFCに完全移籍。すぐさまレギュラーに定着するも2シーズン目はケガに苦しみ長期の戦線離脱に。その状況を踏まえてJリーグへの復帰を決断し、20年から3シーズンはガンバ大阪で、23年は鹿島アントラーズでプレー。24年はFC町田ゼルビアに完全移籍となった。
    14年に日本代表に初選出。2018FIFAワールドカップ ロシア出場。

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