森谷賢太郎、長谷川アーリア・ジャスールら横浜F・マリノスユース出身の6人によるオンライントークイベント「ROOTS. Talk Session Vol.1」を開催!未来を担う若き原石たちに、自らの経験を踏まえた熱きメッセージも「サッカーで学んだことは、サッカー以外の道に進んでも必ず活きてくる」
ROOTS.実行委員会は、横浜F・マリノスユース出身6名の発案によるソーシャルグッドプロジェクト「ROOTS.」を立ち上げました。
本プロジェクトの始動に伴い、6月15日(月)、17日(水)、23日(火)の全3回にわたって、小学5・6年生を対象としたオンライントークイベント「ROOTS. Talk Session Vol.1」を開催いたしました。
「ROOTS.」は、選手自身が「どんなに小さなことでも、自分たちにできることをしよう」という強い思いで立ち上げたプロジェクトです。ユース時代を共に過ごし、今でも絆が強いという選手たちは「サッカーで学んだことは、サッカー以外の道に進んでも必ず活きてくる」とそれぞれの経験を活かしたアドバイスを子どもたちに送りました。
全3回のトークイベントはROOTS.公式SNSによって参加者の募集を行い、毎回多くの募集が寄せられました。中でも初回のトークイベントでは、タイにある日本人のサッカーチームが参加し、選手たちも「いきなり海を越えた!」と驚いていました。そんな海外在住の子供たちは日本でプレーができていない不安を持っており、そんな子供たちに対し「海外での経験が将来必ず武器になってくる」と、選手たちからは励ましのメッセージが送られていました。
各回に参加した子どもたちは、憧れの選手を前に最初は緊張した様子でしたが、選手たちがサッカー以外の話題も織り交ぜて和やかな雰囲気を作ると、子供たちの表情も徐々に和らいでいきました。
トークイベントでは、プロになるために必要な準備、強い身体を作るための食事法など、サッカーに関する質問だけではなく、コロナ禍やオフの日の過ごし方などプライベートな質問も飛び交い、終始大盛り上がりでした。
また、参加した子どもたちは事前に聞きたい質問を準備し、当日は積極的に投げかけを行っていました。そして、選手たちの回答に対して、子どもたちは真剣な面持ちで、より多くの学びを得ようと意欲的な姿勢を見せており、一緒に参加した指導者も真剣なまなざしで吸収する様子が見受けられました。今回のイベントを通じて、選手たちからは「自分の考えを改める機会になり、勉強になった」と、参加者全員の中で一体感が生まれていました。
最後には、選手たちから子どもたちに向けて「やるからにはプロを目指してやってほしい。コーチの指導をよく聞いて、うまくなってほしい」とメッセージが送られ、全3回のトークイベントを締めくくりました。
質問内容(一部抜粋)
ーQ.試合に向かうときのルーティンはありますか?
田代 試合の前には家の掃除をします。トイレなどの水回りは特に気を遣いますね。ルーティンは作り出したらキリがないですが、重要なのは自分なりに良い準備をして、自信に繋げることだと思います。
武田 掃除をする選手は多いよね。部屋をきれいにして運をゲットするみたいな(笑)
ーQ.これまでに対戦した選手や一緒にプレーしてきた選手の中で、特にすごかった選手は誰ですか?
長谷川 マリノスでは中澤佑二さん、中村俊輔さん、松田直樹さんなど、日本を代表する選手には刺激を受けました。あとは、セレッソ時代に一緒にプレーをした南野拓実は、昔から強い気持ちを持って負けん気があったので、リヴァプールに移籍したことも決して偶然ではなく、むしろ必然だったと思っています。
田代 カズさん(三浦知良選手)をはじめレジェンドの選手たちに共通して言えることは、みんなサッカーに対する熱量がすごくて、とにかくサッカーが好きなんだなと感じました。
ーQ.中学生になるまでにどのくらいリフティングができたらいいですか?
武田 僕は中学生の時の最高記録が50回程度で、平均記録は15回程度でした。リフティングはできるに越したことはないけど、リフティングがすべてではないと思います。みんなの方が僕より全然うまいですね(笑)
ーQ.皆さんの長所は何ですか?
斎藤 僕は足が速いのと点を取るのが得意です。この長所を生かして太子堂(第2回参加チーム)からマリノスに入りました。みんなと同じ環境で育ったので、みんなも頑張ればきっとJリーガーになれます!
ーQ.成長していく過程で必要になるものは何でしょうか?
山岸 僕は今年で会社員10年目になりますが、サッカーでも仕事でも言えることは「自分を知ること」が大切だと思います。難しい言葉でいうと「自己分析」ですね。物事を判断し、「自分がどうなりたいか」「現状をどう受け止めるのか」を理解することです。そして、理解した上で行動に移すことが大切だと思います。
ーQ.サッカーをしていて一番辛かったことは何ですか?
森谷 辛いと思ったことはあまりないですね。でも、負けた時やうまくいかない時はとても悔しいです。負けたくないと思う気持ちが練習する原動力になり、また、悔しさをバネにすることでサッカーは上手くなるし、サッカーが楽しくなると思います。
イベント概要
イベント名: ROOTS. Talk Session Vol.1
開催日時: 6月15日(月)・17日(水)・23日(火)
主催: ROOTS.実行委員会
参加チーム:
Can U Kick It サッカーアカデミー(タイ)11名
太子堂フットボールクラブ(東京都)8名
草加遊馬キッカーズ(埼玉県)17名
ROOTS.とは
「ROOTS.」とは、新型コロナウイルス感染拡大により日常生活が制限されていた中、サッカーやスポーツを通して「何かできることはないか」という思いの中で発足されたプロジェクトです。
発足メンバーの6名がサッカーを通して培ってきたこれまでの経験やスキル、思いを伝えることでサッカーやスポーツを楽しむ子どもたちに向けて、更なる成長や楽しみのきっかけ作りの場を創出していきます。オンライン上でのスクールや、トークイベントを設けていきます。
また、それと同時にこれまで応援してくれてきたファンやサポーター、指導者やサッカーに携わる方たちに向けて、このような状況下でも 楽しんでもらえるようなコンテンツを企画、発信していきます。
今後の活動、および「ROOTS. Talk Session」に関する情報については、「ROOTS.」のオフィシャルInstagramならびにオフィシャルTwitterにて随時、発信していく予定です。
ROOTS.メンバー
森谷賢太郎(愛媛FC)
1988年9月21日生まれ
神奈川県横浜市出身/AB型
経歴: 南ヶ丘キッカーズー横浜F・マリノスプライマリーー横浜F・マリノスジュニアユースー横浜F・マリノスユースー筑波大学ー横浜F・マリノスー川崎フロンターレージュビロ磐田ー愛媛FC
Instagram @moriyakentaro
長谷川アーリア・ジャスール(名古屋グランパスエイト)
1988年10月29日生まれ
埼玉県鶴ヶ島市出身/B型
経歴: 長鶴サッカー少年団ー坂戸ディプロマッツFCー横浜F・マリノスユースー横浜F・マリノスーFC東京ーセレッソ大阪ーレアル サラゴサ/スペインー湘南ベルマーレー大宮アルディージャー名古屋グランパス
Instagram @ariajhasegawa
田代真一(横浜FC)
1988年6月26日生まれ
東京都目黒区出身/B型
経歴: 横浜FM Jrユースー横浜FMユースー横浜Fマリノスー町田ゼルビアー横浜F・マリノスー町田ゼルビアー横浜F・マリノスージェフユナイテッド市原・千葉ーモンテディオ山形ーV・ファーレン長崎ー横浜FC
Instagram @masakazu5tashiro
武田英二郎(横浜FC)
1988年7月11日生まれ
神奈川県川崎市出身/A型
経歴: FC中原ー横浜F・マリノス Jrユースー横浜F・マリノスユースー青山学院大学ー横浜F・マリノスージェフユナイテッド市原・千葉ー横浜F・マリノスーガイナーレ鳥取ー横浜F・マリノスーアビスパ福岡ー横浜F・マリノスー湘南ベルマーレ-横浜FC
Instagram @eijiro.takeda17
山岸純平(法政大学体育会サッカー部出身)
1988年10月19日生まれ
神奈川県横須賀市出身/B型
経歴: 佐野ベアーズー横浜F・マリノスプライマリー追浜ー横浜F・マリノス Jrユース追浜ー横浜F・マリノスユースー法政大学
Instagram @junpei_yamagishi
齋藤陽介(元・横浜F・マリノス)
1988年4月7日生まれ
東京都世田谷区出身/O型
経歴: 太子堂サッカークラブー横浜F・マリノスジュニアユースー横浜F・マリノスユースー横浜F・マリノスーアルビレックス新潟シンガポールーFBグルベネ(ラトビア)ーFKヴェンツピルス(ラトビア)ーFKウファ(ロシア)ーFCスルツク(ベラルーシ)ーリガFC(ラトビア)ーエッセンドン・ロイヤルズ(オーストラリア)ーサンシャイン・ジョージクロス(オーストラリア)ーヴィリャンディJKトゥレヴィック(エストニア)
Instagram @yosuke0407
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