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飛鷹啓介(ひたかけいすけ) 日本体育大学4年生FW

  • 2020.07.29

    飛鷹啓介(ひたかけいすけ) 日本体育大学4年生FW

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JFAアカデミー、U12エリートプログラム、U15、U16世代別日本代表、そして、U17ワールドカップメンバー落選…。代表で共に成長してきた、堂安律(PSVアイントホーフェン)、冨安健洋(ボローニャ)などのU23東京オリンピック世代メンバーの大半がプロで活躍する姿を刺激に。「自分も必ず同じ舞台へ!」日本体育大学4年、飛鷹啓介。

熊本県熊本市出身。現在日本体育大学4年生で181cm/72kgと恵まれた体格から、レヴァンドフスキを彷彿させるヘディングと決定力が魅力的なセンターフォワードだ。
飛鷹のこれまでのサッカー人生はとても輝かしいものだ。2人兄弟の兄の影響で小学1年からサッカーを始め、小学6年で才能が開花する。JFAアカデミー宇城のセレクションを受け約200人の中から18名に選抜され合格。中学はそのままJFAアカデミー宇城に進み、当時の堂安律(PSVアイントホーフェン)や、冨安健洋(ボローニャ)らと同じ、U23東京オリンピック世代のU12エリートプログラムにも選出。エリートプログラムでは他の選手とのレベルの差に「このままじゃいけない。高校は熊本を出てもっとレベルの高い所でチャレンジしたい。」と先を見据え、JFAアカデミー宇城の代表として、JFAアカデミー福島の北アイルランド遠征に参加したことがきっかけで、高校はJFAアカデミー福島に過去にない編入という形で入学する。
高校世代においてもU15、U16世代別日本代表に選出。U12エリートプログラムの時以来に再開した選手達と代表で一緒にプレーし、あの時感じたレベルの差も高校世代では縮まっていることを実感、それが自信にもなった。だからこそこのままU17ワールドカップメンバーにも選出され、その先のU23東京オリンピック代表メンバーにも入りたいとそれもモチベーションに変えていた。しかし、U17ワールドカップメンバー落選。自信と手応えもあっただけにショックが大きかった。この落選から、プロではまだ通用しないと実感し、日本体育大学への進学を決める。そして、この落選がきっかけで今までやっていたボランチからセンターフォワードにポジションを変更。
大学では今までエリートで進んできた飛鷹自身も試合に出れなかったり、と辛い経験もするが、世代別日本代表で共に成長してきたメンバーの大半がプロで活躍する姿に刺激を受け、大学3年時には関東2部リーグで15得点3アシスト(21試合)と結果を残す。今年大学最後の年「必ずあいつらと同じ舞台へ!」自分の夢のためにも、リーグ戦得点王とインカレ出場を目指しゴールという結果でチームを引っ張る。

text by Hideo Tanaka

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