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ジモン・ペシュ氏(SIMON PESCH)<後編>

サッカー指導者<br>ジモン・ペシュ氏(SIMON PESCH)<後編>

  • 2021.12.06

    サッカー指導者
    ジモン・ペシュ氏(SIMON PESCH)<後編>

指導者コラム 海外編

ドイツのマインツU-23で指導するジモン・ペシュ氏(SIMON PESCH)。今の仕事に就くまでの思い、そしてどのような経緯で指導者になったのか。ドイツのクラブの伝統やスタイルの背景から、現状で取り組んでいることについて聞きました。

―ドイツといえば、昨今の日本でも「ゲーゲンプレス」という言葉が浸透しつつあります。ドイツの指導者であるジモン氏から、どのような戦術か説明していただけますか?

ジモン シンプルに言うと、ボールを失った後にいち早く相手からボールを奪い返しにいくことです。

―それは、ボールを奪われた後に「取り返す」という意味ですか?

ジモン 基本的にはそうです。「ボールを失った後」ということが前提条件になる戦術です。ドイツには「その状況に応じた前線からのプレス」というように定義する指導者もいるのですが、私は「コントロールされた状態」で前線からボールにアプローチして奪いにいくことが「前線からのプレス」だと考えており、「ボールを失った直後」、いわば「コントロールされていない状態」でボールを奪いにいくことが「ゲーゲンプレス」だという認識でいます。

―実際に「ゲーゲンプレス」はドイツの全チームが取り入れている戦術なのでしょうか?

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