サッカー王国ブラジルでセリエA(1部リーグ)昇格を目指して奮闘する地方クラブは、どのようなチームマネジメントを行っているのか。ヨーロッパで活躍する選手やJリーガーも輩出するクラブの運営において大切なこと、ブラジルリーグの選手移籍事情について、ブラジルリーグ2部・アバイーFCゼネラルマネージャーのMarquinhos Santos氏に聞いた。
―ボン・ジーア(こんにちは)!
Marquinhos ボン・ジーア!
―まずはMarquinhosさんの現在の仕事について教えてください。
Marquinhos ブラジルのサンタカタリーナ州フロリアノポリス市にあるアバイーFCというクラブのGM(ゼネラルマネージャー)を務めています。GMといっても基本的にはサッカーチームの強化面での役割を担っており、たとえばスポンサーの話だとか、そういったクラブの経営に関わる仕事は他の人に任せています。過去に何回か、スポンサーの方々からクラブの会長を通じて呼ばれ、挨拶に行くことはありましたけれどね。
―アバイーFCのGMになってからは、どれくらいの期間が経ちましたか?
Marquinhos 2019年に現役を引退してからアバイーFCのGMになったので、だいたい2年くらいでしょうか。
―Marquinhosさんは地元ですごく有名なサッカー選手だったと聞いています。アバイーFCで現役を引退してから、現在のGMというポジションに就いた経緯を教えてください。