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Vol.46  2022 Jリーグ開幕!

  • 2022.02.15

    Vol.46 2022 Jリーグ開幕!

発源力

©GAMBA OSAKA

沖縄キャンプではいい雰囲気のもとでトレーニングを積み上げながら、沖縄での最後の練習試合に出場できました。個人的には始動後、初の練習試合で、時間制限の中でのプレーでしたが、チーム、個人として確認できたことも多く、開幕に向けていいステップになったと思っています。それだけに、新型コロナウイルスの陽性者がチーム内に多数出てしまい活動休止なってしまったのは残念でした。昨年の悔しい経験を踏まえて、クラブをあげて感染予防対策を徹底してきたことを思えば、改めて感染力の強さに驚くばかりです。
もっとも、だからと言ってチームにネガティブな雰囲気はありません。プレシーズンマッチの京都サンガF.C.戦が中止になってしまったことや沖縄キャンプでようやく揃ってきた選手個々のコンディションがまた少しバラついてしまったのは残念だし、純粋に全体でトレーニングをする時間が減ってしまったのは言うまでもなくチームにとって痛手です。でも、活動が再開した今はとにかく全員が、週末のJリーグ開幕に向けてチーム、個人として、日々、最大限のことをやり尽くすだけだということに気持ちを注いでいます。サポーターの皆さんの頭にはきっと昨年のことが残っているはずで、だからこそより心配な気持ちを大きくさせてしまって申し訳なく思っていますが、皆さんも僕たちと同じようにしっかりと気持ちを切り替え、開幕に向けて気持ちを高めてもらいたいと思っています!
 
その今シーズンのJ1リーグついて、皆さんはどんな楽しみを見出していますか?もちろん、一番はガンバの勝利だと思いますが、その次となれば、やはりヤットさん(遠藤保仁)のいるジュビロ磐田との対戦でしょうか?そこは僕自身も楽しみにしていることの1つですし、ヤットさんがどういうマインドで古巣対決に臨むのか気になります。いや…僕の想像では、ヤットさんはおそらく特別な感情を抱くことなく、いつも通りに飄々とプレーしそうな気がするので(笑)、むしろ僕らガンバの選手やファン・サポーターの方が、気持ちのざわつきがありそうな気もしています。いずれにしても、ガンバに関わる全ての人にとって特別な試合になることは間違いないので、しっかりその瞬間を楽しもうと思います。

それ以外に僕が今年のJ1リーグについて楽しみにしていることをいくつか挙げると…まず全日程を見て最初に思ったのは「開幕戦も、最終戦も対戦相手が同じ鹿島アントラーズって初めてじゃない?!」ってことでした。と同時に「ってことは、最終節はカシマスタジアムでシャーレを掲げることになる?そこで俺は喜べるのか?」ってことも頭を過りました(笑)。いや、それが現実となれば間違いなく喜ぶに決まっていますが、でも鹿島に大きな恩を感じている僕としては複雑なところもあり…。と想像して、だけど「いやいや、まだ開幕もしてないのに、最終節でガンバの優勝した瞬間をイメージするには気が早すぎるやろ!」と我に返りました(笑)。
また、開幕直後にルヴァンカップの『大阪ダービー』を迎えることにも気持ちが昂ぶりました!思えば、昨年はルヴァンカップを含めて4回、『大阪ダービー』を戦いましたがホームでは一度も勝てていません。しかもルヴァンカップ準決勝・第1戦、アウェイでの戦いに1-0で勝利したあと、僕は急遽、日本代表に選出されてチームを離れることになり…カタールの地で第2戦の大敗を観て、めちゃめちゃ悔しい思いをしたのを覚えています。あの時のリベンジというだけではなく、『大阪ダービー』には何がなんでも勝ちたい!正直、僕がガンバに加入してからの『大阪ダービー』はどれもコロナ禍での開催で、本当のダービー感はまだ味わえていませんが、『ダービー』という名のつく戦いの重さは知っています。それをプレーと結果につなげたいと思います。

個人的なつながりということでは、智さん(山口)が率いる湘南ベルマーレとの対戦も楽しみです。智さんと一緒に仕事をさせていただいたのは、20年の1年間だけでしたが、センターバックの先輩としても、人としても尊敬できる智さんには学ぶことが多かっただけに尚更です。昨年は残留争いに巻き込まれている最中に監督に就任されたこともあり、それまでの湘南のサッカーを継続する中での指揮になった印象ですが、今年はどんな『智さんカラー』が落とし込まれた湘南になっているのか、その中で僕が鹿島時代にお世話になった亮ちゃん(永木亮太)がどんな存在感を示すのかも注目ポイントです。これは、北海道コンサドーレ札幌に加入した慎三くん(興梠)や大伍くん(西)も然りです。味方としてすごく頼りにしていた選手と、敵として向き合うのはすごく楽しみだし、ましてや、彼らは今シーズン、新たなチャレンジに臨むシーズンだと考えても新天地でどんなフィットを見せるのか、すごく興味もあります。

また、個人的な知り合いが多いヴィッセル神戸との対戦も楽しみです。昨年夏、鹿島時代にめちゃめちゃお世話になったサコくん(大迫勇也)や同級生のヨッチ(武藤嘉紀)が加入した神戸ですが、その時点でガンバはすでに対戦を終えていたので、今年は彼らが加わった神戸と初めて戦うことになります。彼ら以外にも神戸には日本代表で一緒だった蛍くん(山口)やゴウくん(酒井高徳)もいるし、今年はタカ(扇原貴宏)やマッキー(槙野智章)も加わってより知った顔が増えています。また、未だ一度も同じピッチに立ったことのないイニエスタとも今年こそぜひ戦いたいです。そして何より、昨年の神戸との開幕戦では僕の背後をとられて失点し、それが決勝点なって負けてしまったという苦い経験も、勝つことで払拭したいと思います。

というわけで、僕自身も楽しみを抱きながら、週末にはいよいよ2022年のJリーグが始まります。当然ながら自分が楽しむだけではなく、皆さんにもたくさんのワクワクを届けられるように、また、たくさんの勝利を皆さんと喜びあえるように1シーズンを戦い抜きます!みんなでいいシーズンにしましょう!

  • 昌子 源Gen Shoji
  • Gen Shoji

    1992年12月11日生まれ。
    兵庫県出身。
    11年に米子北高校から鹿島アントラーズに加入。14年には自身初のJ1リーグフル出場を実現するなど主軸選手に成長を遂げ、16年のJ1リーグや天皇杯優勝、18年のAFCチャンピオンズリーグ制覇などに貢献した。
    18年12月に完全移籍が発表されたトゥールーズFCでもすぐさまレギュラーに定着したが、2シーズン目はケガに苦しみ、長きにわたり戦線離脱。その状況を踏まえてJリーグへの復帰を決断し、20年2月にガンバ大阪への完全移籍が発表された。
    日本代表にも14年に初選出。18年のワールドカップ・ロシア大会でもレギュラーとして活躍した。

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