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Vol.21 風邪などにかかってしまったときには

  • 2020.02.26

    Vol.21 風邪などにかかってしまったときには

連載コラム(食・栄養) 戦うカラダは自分でつくる

  • 柴田 麗Urara Shibata
  • Urara Shibata

    管理栄養士/公認スポーツ栄養士
    大学にて体育の教員免許を取得後、カラダを動かすことから食べることの世界に興味を持ち、栄養学を学んで管理栄養士を取得する。筑波大学修士過程を修了した後、05年に明治製菓株式会社(現・株式会社明治)に入社。
    様々な競技のトップアスリートの栄養サポートに携わり、19年3月に退社。現在はフリーで活動している。好きなスポーツに出会うことは人生を豊かにすると信じてやまない。

寒さも終盤になってきましたが、様々なウィルスが猛威をふるっています。
どれだけ予防をしても風邪などの病気にかかることはあります。プロサッカー選手もサッカージュニアも例外ではありません。今回は風邪などにかかってしまった時の食事について考えていきます。

まずは、バランスの良い「栄養フルコース型」の食事、十分な睡眠で、自分の免疫力を高めるようにしておきましょう。加えて、手洗いうがい、アルコール消毒などで菌やウィルスの侵入を防いで予防をすることもとても大切です。

そんな予防をしていても、「なんだか調子が悪い」「悪寒がする」…などと、子どもが訴え、具合が悪そうであれば、軽症かな? と感じてもまずはお医者さんに診察をしてもらってください。ここで、「ま、いっか」とサッカーの練習に行ってしまうと、軽症で済むところが重症になってしまったり、チームメイトにうつしてしまったりと好ましくないことが起きる可能性があります。

風邪をひいた時は、発熱などで食欲が出ないことがありますが、体力を消耗している上に発汗の影響で水分のみならずミネラルなども失われています。そのため、水分が摂取できるのであれば、いつもより多めに補給することを意識し、水やお茶などに合わせてスポーツドリンクや経口補水液でミネラル類を補給するようにしましょう。

固形物が食べられる場合には、エネルギーを回復するために、炭水化物が多く含まれる物から口にするようにします。お粥や雑炊、やわらかく煮たうどん、すりおろしたりんごなど胃腸に負担がかからないメニューがおすすめです。また、ゼリーやホイップクリームなどがないシンプルなプリンなどは、のどごしが良く、のどの痛みがある時などにおすすめです。
逆に避けたいメニューは胃腸に負担のかかる物で、脂の多い食品(肉の脂身や揚げ物など)、海藻類やきのこなど食物繊維が多い物、柑橘系の果物、香辛料などです。

順調に回復をしていった場合は、子どもの様子を見ながら、徐々に通常の食事に戻していきます。最初は胃腸に負担がかからないように、おかずは揚げ物を避け、カレーなどの刺激物は控えるようにしましょう。

基本の予防対策は、わかってはいるもののつい油断して忘れがちになるものです。しつこいくらい繰り返して注意喚起をお願いします。そして、病気にかかってしまった時には水分補給に気をつけて、エネルギー源がとれる、胃腸に負担の少ない物を食べるようにしましょう。

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