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秋バテ予防!愛媛県の郷土料理 いもたき/栄養士 丹羽真梨菜

  • 2020.10.02

    秋バテ予防!愛媛県の郷土料理 いもたき/栄養士 丹羽真梨菜

REIBOLAレシピ

  • 丹羽 真梨菜Niwa Marina
  • Niwa Marina

    ツエーゲン金沢所属のFW丹羽詩温の妻で、食事内容やレシピについてInstagram(@athlete.food_marina)で発信している栄養士。
    京都女子大学 家政学部 食物栄養学科卒業。
    卒業後は高槻市役所 総務部 危機管理室に勤務し、防犯・防災業務に携わる。
    現在は夫の専属栄養士として、怪我予防やパフォーマンス維持が期待できる食事に力を入れている。

材料1人分

鳥もも肉(皮なし)100g
里芋(水煮)80g
人参25g
長ネギ30g
もやし25g
しいたけ1個
こんにゃく30g
豆腐30g
☆水150ml
☆醤油小さじ1
☆みりん大さじ1
☆砂糖小さじ1/3
☆だしの素小さじ1/3

作り方

1

人参は小さめの乱切り、長ネギは斜め切り、しいたけは千切り、こんにゃく、豆腐は食べやすい大きさに切る

2

鍋に☆と人参を入れ、柔らかくなるまで煮る

3

残りの具材を入れ、火が通るまで弱めの中火で煮る

4

器に盛り、お好みですだち、刻みネギ、七味をかけて完成♪

20

Point

料理のコツ・ポイント

材料を食べやすい大きさに切って煮るだけの簡単な料理です。
鳥もも肉はカットされた物を選ぶと時短になります。
具材にタコやゴボウ、レンコン、ニラなどを入れても栄養価と旨みがアップして美味しいです。

Point

【秋バテ予防】
醤油ベースの優しい出汁と柔らかく温かい具材が、冷えた体を温めて秋バテを予防します。

レシピを見てくれている方へのコメント

連日のハードなトレーニングや、暑さによってたまった疲れが出やすい時期になりました。
この時期は、急な気温の変化や、冷たい飲み物・食べ物の摂り過ぎ、冷房による体の冷えなどで疲労感や食欲不振、集中力の低下などの症状が出る「秋バテ」になりやすいと言われています。
秋バテの原因である体の冷えは、胃腸の働きを低下させ、必要な栄養の吸収を妨げたり、自律神経を乱れさせ免疫力の低下や睡眠異常などの体調不良を引き起こします。
そこで今回は、冷えた体を芯から温め、胃腸を回復させる秋バテ予防メニュー、「いもたき」をご紹介します。
材料に使用する旬の里芋は、胃腸の粘膜を保護する働きや、免疫力を高める効果があると言われています。
また、里芋にはホルモンの原料になるDHEAも含まれていて、定期的に摂取するとメンタルや体力の低下を防ぐと考えられています。
体の冷やし過ぎは、自分が気づいていないところで進んでいることがあります。
気温が下がり、秋らしい季節になってきたら、冷たいものは控え、スープなど体を温めるものを選びましょう!

Vol.92 2024シーズン、始動。