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岩政大樹×MF野沢拓也(FC TIAMO枚方)<後編>

  • 2019.07.08

    岩政大樹×MF野沢拓也(FC TIAMO枚方)<後編>

REIBOLAスペシャル対談

(取材日/2019.04.28)

野沢 今でこそ、こうしてサッカーの話もするようになったけど、同じチームにいた時はサッカーの話は全くしなかったよね。これは俺らに限ってじゃなかったけど。
岩政 鹿島って全く話さないからね。よく他のクラブの「選手だけでミーティングしました」的な記事が出ているけど、そんなことはやったこともなく「大事なことはピッチで話せばいい」というのが鹿島の伝統だった。今はやっているみたいだけど(笑)。
野沢 あれ? 伝統、崩れた?
岩政 いや、必要だと思うならやればいいと思う。今の話はあくまで俺らの時代のことで、それが全て正しいわけではないから。
野沢 間違いない。ちなみに伝統と言えば…これは鹿島を出て気づいたけど、鹿島って空気がスパルタだったよね? ミスをしたわけじゃないのに、ピッチに立つだけで「ヤバい。やらなきゃ」って気持ちにさせられる。あれは鹿島特有のものだと思うけど、どう?
岩政 確かに、練習でも、試合でも、ピッチに立った瞬間に軽いプレーやミスが許されない空気を感じて「下手なプレーはできない」って気持ちになった。
野沢 特に誰かが何かを言うわけでもないのにね。ミスが起きたところで、他のチームみたいに「ミスをするな!」って声さえ聞こえてこない。なのに空気がそれを伝えてくる。それが鹿島の強さだよな…ってことを俺は、鹿島を出て気づいたんだけど。中にいるときはそれが当たり前だと思っていたから。
岩政 確かに俺も今、テレビの解説やいろんな仕事で各チームの練習場や試合会場に足を運んでいるけど、それと比べても鹿島の練習場には静謐な、特別な空気が流れていたなって思う。
野沢 ロッカールームでも挨拶とかは軽い感じで「うぃ〜す!」ってやっているのに、常に「始まるぞ」って空気がある。

ラトビア1部 FK RFS/MF瀬戸貴幸