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Vol.11 『脳内ホルモンを増やせ!』

  • 2019.11.13

    Vol.11 『脳内ホルモンを増やせ!』

連載コラム(コンディショニング) カラダを知って、強くなる!

  • サッカー専門トレーナーX
  • J1チーム専属トレーナーを経て独立し、現在Jリーガー・欧州プロサッカー選手たちを中心に様々な種目のトップアスリートのパーソナルサポートを展開。これまで国内外のプロサッカー選手、約200名のコンディショニングに関わってきた経験をもとに、コンディショニングを多元的に追求し続けています。

瞑想、やっていますか?! 絶対おすすめなので、始められた人は引き続きやっていってください! まだやっていない人は前回のコラムを参考に是非、始めてみてください!!

メンタルパフォーマンスについて取り上げるのは、日々の練習で長時間行なっているフィジカル、スキルのトレーニングをハイ・パフォーマンスに繋げるために、メンタル面を強化して欲しいと考えるからです。
論理的に言うと、メンタルのアップダウンは脳内ホルモン(神経伝達物質)が影響しています。私たち人間は、この脳内ホルモンのやりとりで様々な感情や行動、記憶の方向づけをしているのです。

そんな脳内ホルモンは100種類以上あるとも言われていますが、その中で代表的なものを少し紹介します。

・セロトニン:幸福感、不安の軽減などに関わるホルモン。
・ドーパミン:モチベーション、やる気、快楽などに関わるホルモン。
・ノルアドレナリン(アドレナリン):活動性、集中力などに関わるホルモン。
・オキシトシン:チームワーク力、情愛などに関わるホルモン。
・エンドルフィン:多幸感、鎮痛・鎮静作用などに関わるホルモン。

他にもたくさんのホルモンの影響を受けて、人間は感情や思考の向上と抑制のバランスを取って生きていて、これらのバランス具合によって「メンタルが落ちている」「メンタルが上がっている」と感じるのです。

これらのホルモンを調整するには、睡眠・休養・食事をしっかりとコントロールすることや、前回までにお話ししてきた呼吸や瞑想、そして日頃の思考(意識)なども重要になってきます。
その思考のキーポイントになるのは自己肯定感です。要するに、自分自身を自分で褒めること。海外の何かの論文にもありましたが『人に褒められると幸福感に関与するホルモン2種類がより多く放出され、自分で自分を褒めると幸福感に関与するホルモンが4種類、放出されることが実験で証明された』そうです。
つまり、人に褒められても脳は喜ぶのですが、自分自身に褒められた方が人から褒められるより2倍幸福感を感じれるということです。
自分で褒めるなら毎日できますよね! 夜、寝る前は特にできなかったプレーではなく、一つでも良かったプレーにフォーカスして「自分のあのプレーはナイスプレーだったな〜」と自画自賛しながら寝てみてください。
睡眠中は記憶の整理作業が行われる時間でもあり、脳の潜在意識は良い・悪いの区別をすることなく書き換えてしまうため、ネガティブなイメージを持ちながら寝ると、ネガティブな感情をしっかりと定着させてしまうので要注意です。
ただし、自画自賛はあくまで自分だけの中にとどめておいて! 他人に対して自画自賛をしすぎると“KY”って思われちゃうから(笑)!

Vol.7 ジュビロ磐田/FW大久保嘉人